June 15, 2024

NY、厳しい現実のカオスに戸惑う

ニューヨーク木曜日は、最高気温が27度。ただ湿気がやや高く、蒸し暑さが漂っていた。5番街には、ピンクの紫陽花(アジサイ)が咲き誇っていたのが印象的だった。

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ただ34丁目のエンパイヤステートビルは、青空をバックに清々しい表情を見せてくれていた。あそこまで高くなると風も心地いいに違いない。

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ニューヨークのいいところは、東西のストリートと南北のアベニューが交差し、いわゆる碁盤の目になっていて、自分の故郷の京都と似てるのだが、大きく違うところが、遥か遠くまで見渡せるところだ↓。これがあるために切り立った崖の両壁に囲まれている感じなのだが、見通しが良すぎて、逆に気持ちがよく感じるのだ。

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その切り立った崖の狭間では、イエローキャブのクラクションがこだまし、ビルに反響しあって、マンハッタンの摩天楼の独特のリズムを刻み出しているのだ。

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我々はそれに慣れてしまっているから、もう当たり前になっているのだが、世界から、それを目指して観光客がここのところ多く訪れている。ホテルが多い、スポーツの殿堂、マジソンスクエア・ガーデンのある34丁目付近は、スーツケースを運ぶ人たちが、少なくない↓。もちろん、それはニューヨークが今、1年でも最高の季節を迎えているからだ。

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ただ一方で、ニューヨークの現実は、ヤバい状況であることも事実なのだ。特に最近は酷くなっているのである。

恐ろしいばかりの物価の上昇、違法移民の雪崩のような流入、それに伴う、凶悪犯罪の爆増。そして最近の大きな問題は、イスラエルとパレスチナの戦争問題で、特にNY大学、コロンビア大学など有名大学で反イスラエルの運動が高まり、それとともに、ユダヤ人排斥、ユダヤ人差別の声が高まっているのだ。

地下鉄内でユダヤ人が揶揄されたり、ユダヤ教の会堂シナゴーグの施設に対する破壊行為も起きている。そして、今週水曜日はついに、国連に近い、42丁目のイスラエルの大使館の前で、親パレスチナ(反イスラエル)の抗議活動が起き、イスラエルの国旗🇮🇱とともに、イスラエルを支持するアメリカの星条旗🇺🇸まで燃やされるという大事件があった↓。下はそれを伝える、地元紙ニューヨークポストの記事の写真である。


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人畜無害に親パレスチナのデモをするのは構わないが、アメリカの星条旗🇺🇸に対する破壊行為は、もはや、国家反逆のテロと言ってもいい。そんなにアメリカが嫌なら、トットと出て行けばいいのだ。

本当にヤバイデン政権になってから、国が分断されて、最悪カオス事態が拡大している。なんとかしなければ、そう思う人はドンドン増えているはずだ。民主党の強烈な牙城、ここニューヨークでも、単純に、「アメリカを再び偉大な国にする」Make America Great Again に賛同する人たちが、非常に多くなってきてるのは自然な流れなのである。


以上、ニューヨークから実況生中継でお伝えしました。


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tangoprince at 00:10│Comments(0) ニューヨーク | アメリカ

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