昨夜からお伝えしているトランプ元大統領暗殺未遂事件だが、ニューヨーク時間の今日日曜日も報道を見続けている。



私が最も衝撃を受けたのはこの写真だ。銃撃の瞬間をとらえたニューヨークタイムズのダグ・ミルズ氏の撮影したものだが、トランプ元大統領の耳上部を裂き、通過する銃弾の軌道がしっかりと映っている。この写真は間違いなく世界に配信されるに違いない (photo credit: Doug Mills/The New York Times) 。



また、銃撃を受けた後、耳から血を流しながらも自らの足で立ち上がり、大観衆に向けて、星条旗をバックに右手を空に突き上げるトランプ元大統領の写真は、絶対に歴史の教科書に載る、世紀の一瞬となることだろう↑(FOX Newsよりスクリーンショット)。




今のところ、FBIから公開されている狙撃犯についての情報だが、地元ペンシルバニア州のThomas Matthew Crooks(20)とされている。シークレットサービスに射殺されたが、車の中には、爆発物が残されていたという報道がされた。報道されているところでは犯罪歴はなく、警察当局の警戒リストにも載っていない人物だというが、今後の、情報が入り次第またお伝えしたいと思う。




一方でFOXニュースが伝えるところでは、残念にも今回の狙撃事件で亡くなられた方の報道がされていた。今回の選挙演説の集会に来ていた、地元の元消防隊長のCorey Comperatoreさん(50)で、奥さんと娘さんを護って亡くなられたという。本当にあり得ないことで、悲しいことだ。ご冥福をお祈りしたい。

トランプ元大統領の演説には毎回数万人が訪れた、多くが、家族や友人と連れ立って、ロックのコンサートのように盛り上がるのだが、そんな楽しい時間が一気に、テロによって侵されるというのは全く容認できない。

民主党だろうが、共和党だろうが、そんなことはもう全く関係がない。このままでは、アメリカは第三世界と呼ばれても仕方がない状況だ。古き良きアメリカが一日も早く戻ってきてくれるのを心から祈るばかりだ。



以上、ニューヨークから実況生中継でお伝えしました。


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